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第310号  おみこしパワーで元気を取り戻す法

第309号  ダイアナ妃とサファイアの指輪

第308号  色とりどりのサファイアたち

第307号  のりピーにみる運命の考察

第306号  光りの導きをもたらす石 〜ペリドット



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9月 12日(土) 2009年

第 310号  おみこしパワーで元気を取り戻す法





 こんにちは、開運なびです。


 今週になって開運なびのある東京・渋谷界隈では、道沿いにちょうちんがぶら下げられている風景が見られるようになってきました。
 この辺りの鎮守様である金王八幡宮のお祭りがもうすぐなのです。

 渋谷と言えばイマドキの若者の街というイメージが強いのですが、そんな中でも、地元の方々が法被(はっぴ)を着てお神輿(みこし)を担ぎ、威勢の良いかけ声を上げながら街路を練り歩きます。
 都会のお祭りというのも、それはそれで楽しいもの。
 見ているこちらの方も、なんだか元気になってきます。


 ところでこのお神輿、なぜあんなに大きなかけ声をあげながら、上下に揺さぶって担ぎまわるのか、ご存知でしょうか?

 お神輿とは、神社に祭られた神様が乗る乗り物です。
 お祭りになると、神輿に乗ってその地区の隅々までまわっていただくわけです。
 それならば静かに恭しくお運び申し上げるのが礼儀では?と思うのですが、実際はまったく逆の行為を行います。
 なぜなら、激しく揺さぶること自体が、「御魂振り(みたまふり)」という神様を活気づける儀式だからなのです。


『魂振り』という言葉を調べると、だいたいどの辞書でも、
「魂に活力を与え再生させる呪術。また、その呪術を行うこと」
 と出てきます。

 もっと分かりやすい説明を探していると、住吉大社のホームページに下記の説明がありましたので、引用させていただきます。

-------------

魂振り(たまふり )
神輿が神幸 (しんこう) する際に途中で上下左右に荒々しく揺さぶることをいいます。これをおこなうことで、乗っているご神体の霊威を高めて、豊作豊漁や疫病が蔓延 (まんえん) しないように祈願するのです。また、元気のない霊魂を揺さぶり、魂の活力を取り戻そうとする行為でもあります。
住吉大社
http://www.sumiyoshitaisha.net/dictionary/word_ta.html#no04

-------------

 お神輿や山車の引き回しは祭りの中核となる行為。
 お祭りをやる方も見ている方も元気になるのは、こうした理由があったのですね。

 ちなみに、神社に参拝して鈴を鳴らしたり、柏手を打ったりするのも、広義の意味での御魂振りに当たります。
 音を出して空気を振るわし、神様を呼び寄せようということなのです。



 また、お神輿の御魂振りを、そっくりそのまま、自分を元気づけるために応用する方法もあります。
「たまふり」イメージングです。
 くたびれて元気が出ない時や、落ち込み気味のときは、ぜひ試してみてください。

 やり方は簡単です。
 静かでリラックスできる空間に正座するか、椅子に腰掛けます。
 おへその前あたりに片手をもっていき、手のひらを上にして軽く丸め、光りの玉を持っているようにイメージします。
 もう片方の手は、想像上の玉の上にかざして、玉を上から軽く握るような感じにします。
 上下に重ねた手の中に、光りの玉が浮かんでいるようなイメージにするわけです。

 光りの玉は、自分の魂そのものです。
 どんな風にイメージできるでしょうか?
 きれいに澄んでいるでしょうか、それともくすんでいるでしょうか? その時の自分の状態によて変わってくるでしょう。

 玉のイメージができたなら、今度は両手を上下に振って、揺すります。
 速度や強さは自分が心地良いと感じるペースでOK。
 振っていくにつれて光りの玉が活性化し、光り輝いていく様子をイメージします。
 それに連動して、次第に自分のお腹からカラダ全体にかけて元気づいていく感覚がわいてくることでしょう。


 たまふりイメージングは、セルフヘルプのための実用的なエクササイズですが、実はここに、人間存在にまつわる根本的な原理をかいまみることができます。

 冒頭で、お神輿とは神様の乗り物であり、激しく揺さぶることで霊威を高めるという話がありましたね。
 同じくたまふりとは、自分の魂をイメージングによって揺さぶることで、自分自身を元気にすることです。

 つまり、人間の肉体とはお神輿のようなもの。言わば自分で運転する乗り物です。
 欧米のスピリチュアル系の書籍では、「人間の肉体とは神の宿る神殿である」という言い方をしばしば見かけます。

 私たちが普段、自分自身であると思いこんでいるこの肉体は、実は動く神社のようなものであり、本当の自分とはその奥に宿っている光りである、という考え方です。

 どうでしょう?
 お神輿を見ているとウズウズしてきて、閉じこもってばかりいずに行動したくなってきませんか?




 それではまた来週。

 祈開運!



【今週の開運金言】

「すぐ、わかりましたという人間に、わかったためしはない」

(小早川隆景 〜戦国武将・毛利元就の三男)

   


※本メールは、古来よりの言い伝えをもとに構成されていますが、いかなることも保証するものではありません。行動は自己責任においてお願い致します。禁無断転載。
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9月 5日(土) 2009年

第 309号  ダイアナ妃とサファイアの指輪





 こんにちは、開運なびです。


 さて今週は、再び9月の誕生石であるサファイアの話題。
 ダイアナ妃とサファイアの指輪について書いてみたいと思います。


 1981年、ダイアナはチャールズ皇太子と結婚し、世界各地でダイアナ・フィーバーが巻き起こったわけですが、この二人の婚約指輪に選ばれた石は、ブルーサファイアでした。
 ブルーサファイアはイギリス国王の王冠にもはめこまれており、英国ロイヤルファミリーの色でもあるため、二人の婚約指輪にこの石が選ばれたのは至極当然の流れと言えるでしょう。

 おかげで当時のイギリスでは、カップル達がこぞってサファイアの指輪を買い求めたそうです。
 それだけダイアナ妃の影響力が強かったということでしょう。

 同時に、サファイアは昔から、「信頼」「誠実」「真実」「貞節」を表すとされ、ダイヤモンドに次ぐ硬さを持つことから「堅固な愛の証」を象徴し、恋人や夫婦の絆を強めるとされてきたため、婚約指輪にはぴったりの石でした。

 ところが、今では世界中が知っているとおり、チャールズ皇太子はダイアナ妃と結婚後も以前から付き合っていたカミラ夫人との交際を止めず、不倫関係を続けました。
 これに悩んだダイアナ妃は、1992年には別居を決意し、最終的に1996年に正式に離婚しました。

「堅固の愛の証」として、夫婦間の絆を強めるとされるサファイアの指輪を贈り合った仲なのに、何故二人の結婚はこんな結果に終わってしまったのでしょう?


------


 このエピソードには、考えてみれば当たり前のことなのに、私たちがパワーストーンに対して錯覚しがちな教訓が含まれています。

 それは、石が何もかもやってくれる訳ではない、ということです。

 ルチルクォーツやタイガーアイを持てば、誰でもたちどころにお金持ちになるかと言えば、絶対にそんなことはありません。
 ローズクォーツのブレスをした途端に異性にモテモテになるとか、水晶玉を家に置いたらまったく災害に遭わなくなるかと言えば、そんなこともありません。

 パワーストーンを持つことでいろいろな機会が引き寄せられたり、持ち主のココロや行動がサポートされることは大いにあります。
 けれど石が主体でそのような現象が起きるわけではなく、主体はあくまで人間です。

 いくらサファイアが夫婦間の絆を強める機会を提供してみても、本人たちにその気がなければ、どうにもならないでしょう。


------


 ダイアナ妃のケースではむしろ、サファイアの別の暗示が役立ったようにも考えられます。
 すなわち、「パートナーが浮気をすると変色して知らせる」といった言い伝えです。

 夢物語のように聞こえるかもしれませんが、サファイアに限らず、カラーストーンを身に付けると、色が変わる(あるいは変わったように見える)ことは少なからずあります。
 その人の肌の色や周辺の光りの影響による場合はあるでしょうし、あるいは心理的な影響で変わったように見える場合もあるでしょう。

 ダイアナ妃の指輪の色が変わったというエピソードは伝えられてはいませんし、今となってはいかなるマスメディアもこの点を彼女に問うことはできません。


 ただ、パワーストーン的に観ると、ブルーサファイアには、「隠された真実を洞察する」、「自らの内面の叡智(えいち)を呼び覚ます」、「問題を根本的に解決していく」、という暗示があり、離婚に向けてダイアナ妃がとった行動は、まさにこうしたサファイアの傾向をよく示しているように思えてなりません。

 隠された真実を洞察するという暗示は、まさにパートナーの浮気を察知することにつながります。

 もしも彼女が皇太子妃として、あるいは女としての体面を保つことを優先したとすれば、夫の浮気には感づいても知らぬ振りをして王家の公務を続けたことでしょう。
 いずれは王妃、そして国王の母になる立場にいたわけですから。

 けれど彼女はそうせずに、離婚という根本的な解決を選び、迷いを振り捨てて自分を幸せにする道を選びました。
 世界中のマスコミが注目するなかで、皇太子妃と離婚することは並大抵の精神力では遂行できません。その過程でもしかしたら、サファイアの「強靱(きょうじん)さ」という暗示が役立ったのかも知れません。

 もちろんこれは後付けの推測にすぎませんが、妙にサファイアの言い伝えと合致するところを見いだせるのは興味深い限りです。
 と言うより、ある意味、ダイアナ妃がサファイアという石の特性を表現したとも言えなくもありません。
 困難な状況のなかで、迷いながらも強靱な「鋼(はがね)の心」をもって自分を導いていかなければいけないとき、サファイアはそんな人をサポートしてくれるのでしょう。

 ただしこのようなことを書いたからと言って、サファイアが「浮気を見抜く石」として認識されるのは心外です。
 サファイアには数々の素晴らしい言い伝えがあります。
 さらに詳しい意味は下記のページをご覧下さい。
   ↓
  サファイアの意味




 それではまた来週。

 祈開運!



【今週の開運金言】

「馬を水飲み場まで連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」

 〜周囲がいくら助けてあげても、本人にその気がなければ無駄である

(ことわざ)

   


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8月 29日(土) 2009年

第 308号  色とりどりのサファイアたち





 こんにちは、開運なびです。


 夏の最後の週末、いかがお過ごしでしょうか?
 管理人は暑さに弱いほうなので、少々へばり気味です。


 さて今週の記事は、9月の誕生石ということもあってサイト上に様々な色合いのサファイアの結晶をアップしましたので、これについてお伝えしたいと思います。

 サファイアと言えば、誰もが青く光る宝石をイメージしますよね。
 でも天然のサファイアは、白、黄色、茶、ピンク、紫、黒など、非常に幅広い色を有しています。下記ページを見てみてください。
   ↓
 サファイア 結晶原石

 そもそもサファイアとは、コランダムという鉱物グループの一種。
 コランダムのうち、濃い赤色の石をルビーと呼び、その他の色のものをサファイアと呼びます。
 サファイアとルビーが同種の鉱物であることがわかったのは1798年のことで、それまでは世界各地でさまざまな呼び名で呼ばれていました。
 古代中東〜欧州でサファイアと呼ばれた石は、実はラピスラズリであったという説もあります。

 それはさておき、色とりどりのサファイアを見ていると、自然にそれぞれの意味するところを知りたくなってきます。
 そこで簡単ですが、ざっと色別の意味を書いてみました。



**** ブルー サファイア *******


 サファイアの代表格です。
 サファイアの意味や石言葉として解説されるものは、特別な断りがない限り、ブルーサファイアに関することと考えてよいでしょう。

 青は天空の色につながるせいか、カトリック教会はブルーサファイアを神の光を表す象徴と定め、聖職者の指輪にもっともふさわしい石として、司教や枢機卿にサファイアの指輪を右手につけることを奨めたそうです。
「信頼」「誠実」「忠誠」「貞節」といったサファイアの石言葉は、もともと聖職者が神への献身を示すシンボルとしてこの石を考えていたことから来たのかも知れません。
 中世ヨーロッパでは、各国王族の宝飾品として好まれ、有名なところでは、イギリス国王の王冠の先端にある十字架に、有名なブルーサファイアが埋め込まれています。


 パワーストーン的に観ると、真っ赤なルビーが情熱の炎ならば、青いサファイアは冷静な洞察力の石と言えます。
 物事の表面に惑わされず、背後にある真理を見抜くサポートをします。

 それは隠された真実を察知することや、自分自身の内面に埋もれている深い叡智(えいち)を呼び覚ますことにもつながります。
 とくに、ネガティブな難しい状況に立たされたとき、いたずらに騒ぐのではなく、問題の核心は何で、どういった事を学ぶべきなのかを理解することで、問題を根本的に解決していく助けをするとされます。

 問題の根本に立ち向かうことは決して気楽な作業ではありません。むしろ辛く、試練と言えるケースが多いでしょう。
 けれどもそうするべき時には、そうしなくてはいけません。
 ブルーサファイアは、そんな心のあり方をサポートします。

 そういった意味では、ブルーサファイアは心に強靱(きょうじん)さをもたらす「鋼(はがね)の石」と言えるでしょう。
 すべてのコランダムは強靱さを表現していると言えますが、とくにブルーサファイアは「心の強靱さ」を高める波動を持っているように感じます。

 他人の意見に左右されやすい人にとっては自分の考えを表現するためのよきお守りになるでしょうし、たとえ自分に不利益がもたらされようとも真実を貫かなければいけない人には勇気をもたらしてくれることしょう。
 スピリチュアルな成長の途上でクリアしなければいけないたくさんのハードルを、きちんと認識する手助けになるということです。

 チャクラ的には、喉〜眉間のチャクラに対応し、内実を見きわめ、表現力を高めるとされます。




**** ホワイト サファイア *******


 純粋なエネルギーを持ち、頭頂〜高次のチャクラと呼応して、人間の意識を天空の霊的世界につなぐとされます。
 そのため、何か難しい状況や困難な出来事に遭遇した場合、現世的な見方をするのではなく、より高い視点、霊的視点から問題を見る手助けをすると言われます。
 リセット、心機一転して何かに新しく取りかかる際のお守りとしても良いでしょう。
 ダブルポイント状に結晶した透明なサファイアは、ダイヤモンドに間違われることもあります。




**** イエロー サファイア *******


 昔から「富と繁栄」のお守りとされてきました。
 インドでは、商売成功のお守りとして商人達は美しい黄色のサファイアを身に着け、死者を送るときは、来世での富を願って、口の中に黄色いサファイアを入れて埋葬したときもあったそうです。

 黄色いサファイアは、中腹のチャクラとよく呼応し、この部分の働きを高めるとされます。
 中腹のチャクラの力が強まることで、よくありがちな「怖れ」や「疑念」の入る隙間をなくし、信念に基づく行動を継続させることで、成功に導きやすくすると言われます。




**** ピンク サファイア *******


 胸のチャクラ、すなわち心のエリアにとても有効な石。
 ルビーのような強烈さはないものの、優しく、明るいエネルギーを心の中に送り込み、痛みの解放や自分自身を受容することを教えるとされます。

 人はしばしば、過去の人間関係で味わった感情的なトラウマに捕らわれてしまい、どうしても心の壁を築きがちになります。
 そうした心に明るく楽しい光りを注ぎ、過去の傷をリセットして、引っ込み思案気味な傾向を変え、もっと自分を表現して、他者との関係に愛と楽しみをもたらすサポートをするとされます。




 他にも、グリーン、ブラック、ヴァイオレット、パパラシァなど、様々な色のサファイアがありますが、長くなりますのでまた次の機会にさせていただきます。

 サファイアの基本的な情報は下記に掲載しておりますので、どうぞご覧下さい。
   ↓
  サファイアの意味




 それではまた来週。

 祈開運!



【今週の開運金言】

「仁者は憂えず、知者は惑わず、勇者は懼(おそ)れず」

(『論語』より)

   


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8月 22日(土) 2009年

第 307号  のりピーにみる運命の考察





 こんにちは、開運なびです。


 お盆休みの日本列島を揺るがすもの、地震、豪雨に、のりピーの逃亡・・・。

 今年の夏はこんな感じでしたね。

 個人的には、とくに酒井法子ファンというわけではなかったので、特別な興味は抱かなかったのですが、テレビやネットのニュースで同じ内容を繰り返し聞かされるたびに、ふと疑問に思うことがありました。

「果たして彼女は、これを避けられたのだろうか?」

 つまり、彼女にとってこれは避けられない運命だったのだろうか、それとも選択可能な出来事だったのだろうか、という点です。

 もちろん管理人はごく普通の人間ですから、神や仏のように人の運命まで透視することはできません。

 ただ、私たち一般人は、有名人に対して単なる憧れや嫌悪といった感情のみの反応をするのではなく、彼ら彼女らの生き方から自分に応用できる何かを学ぶ必要があります。
 逆にいえば、有名人とは、一般の人に何かを知らしめるサンプルとしての役割を担っているわけです。

 そういった意味で、今回の「のりピー事件」に関して、じっくり考えてみました。


-------


 幸運や不運というものは、その場限りの「点」としてみるのではなく、過去から未来へと続く「線」として考えなければ、その本質が見えてきません。

 結婚と言えば誰にとっても人生における大幸運です。
 だからこそ「ゴールイン」と表現されるわけです。
 でも人生は、その場で完結するわけではありません。

 以前にも書いたことがありますが、結婚してみたら相手が暴力的であったり、働かずに借金を繰り返す人間であったりして、生活が破綻していってしまうパターンはいくらでもあります。
 つまり、線として考えると、結婚は不幸への入り口でしかなかったことになります。
 けれどもっと長い線で考えれば、そうした辛く苦しい体験を得たことで、人を観る目ができ、他人を思いやる気持ちを持つことができ、人間として成長したが故に、結果的にもっと素晴らしい幸運とめぐり会うというシナリオもまた、数多くあります。


 人生の節目で起こる出来事や、出会う人については、生まれる前に本人自ら大まかに計画してくるとよく言われます。
 結婚とはその最たるもの。
 前世からなんらかの縁があり、お互いの抱える問題を解決するために、今生でのめぐり会いをセットして来ると言います。


-------


 さて、のりピーです。

 彼女が、高相某という男性と出会ったことは、百パーセント運命でしょう。
 別の言い方をすれば、彼女は誕生以前に、彼と出会うシナリオを自らの運命に書きこんできたに違いありません。

 若くして芸能界という特殊な世界に入ってしまった彼女にとって、高相某のある意味いい加減な世界観というものは、新鮮で魅力的に映ったことでしょう。
 結婚するのは自然の流れです。

 ではこの時点で、彼女はいずれ自分をドラッグの世界に引き連れていく相手に対して、いくら魅力は感じても、自らの人生を託す結婚相手としては「選ばない」という選択はできたのでしょうか。
 おそらく、本人が強く思えば、そうできたでしょう。
 つまり、結婚する・しないは選択できる運命だったと思われます。
 でも、のりピーにとっては、結婚こそが幸福と思えたに違いありません。
 結果的に、「避けられない運命」に限りなく近くなります。

 結婚後の生活がスタートして、徐々に相手の正体はわかってくるはず。
 高相某がプロサーファーなどではなく、経営者としての器量があるわけでもなく、そしてドラッグに手をだすような人間であることも。
 どこかの時点でそういった暗部に気づき、相手を冷静に観察して自分に害を及ばないようにする選択肢は、のりピーにはあったのでしょうか?
 もちろん、本人がその気になればそうできたでしょう。

 しかしよく言われるように、「明るい家族」としてCM出演しているイメージや、彼女の複雑な生い立ちからくる心情を察すると、いくら問題のある亭主でも、自分から縁を絶ち切ることはできづらい。
 それにあろうことか、結局はのりピー自身もドラッグに手を出してしまった。


 こうした一連の流れを観ると、のりピーにとって、結婚とそれに続く生活、つまり今回の逃走劇につながる線は、避けがたい運命だったと考えざるを得なくなります。
 つまりのりピーは、高相某と出会った瞬間から、今回のドラッグ逃走劇に続くレールの上に乗ってしまった。
 彼女は、途中下車はできなかったのでしょうか?
 こうした運命は避けられなかったのでしょうか?


 この疑問は、一般論に置き換えることができます。
 話を単純化してみましょう。
 二人の出会いは、計画されたものであり、前世からの縁も関係していた。
 そうであれば、結婚という流れは避けがたい。
 その後の社会的・心理的な要因もあり、別れることもできづらい。
 歪んだ生活の積み重ねは、必然的に、最悪の結果にたどり着く可能性がきわめて高くなる。

 人間は、こうした運命の流れを変えられないのだろうか?


 こんなふうに考えていくと、救いは見いだせません。
 どん詰まりです。


-------


 上記のような考えにずっととらわれていると、急にひらめきがありました。

 のりピーの事件は単体として考えるものではない。

 のりピー事件によって、場外に吹き飛ばされ見えなくなってしまったもうひとつのドラッグ事件、矢田亜希子×押尾学のケース。
 この2つの事件が同時に起こったのは偶然ではなく、2つセットとして考えるべきものとして提出されているに違いありません。

 矢田亜希子の行動は、のりピーとは対照的です。

 彼女も、押尾学と結婚する前後は、盲目的と思えるぐらい彼に首ったけでした。
 しかしその後、押尾学側の暴力などにより、別居を決意。
 子供のことを考えて離婚は思いとどまっていたようですが、今回の事件発生後、間髪を入れずにマスコミ各社に離婚声明を流しました。
 情に流されず、その場限りの体裁を繕うこともせず、精神的には辛いけれどまっとうな方向を選択したように思えます。

 もちろん、矢田亜希子とのりピーは別の人間ですし、置かれた立場や生まれ育ってきた状況、周囲にいるブレーンたちも異なります。
 そうした差異はもちろんあるにしても、やはり、この2つの事件は双子であり、二人の女性が取ったまったく正反対の行動は、示唆に富んでいます。


 少し考えてみてください。
 もしも自分が似たような状況に陥ってしまったなら、矢田亜希子のような選択をしていけるだろうか、それとものりピー的な反応をしてしまうだろうか?

 結婚相手との生活だけが問題なのではありません。
 人生には、予想もつかない落とし穴や、深みのある沼があります。
 一見、居心地の良さそうな蟻地獄もあり、突然生活の基盤が崩壊することもあります。


 おそらくこういうことなのでしょう。

 点としての幸運や不運は、誰の身にも降りかかる。
 けれど、線として生きていく過程で、幸運は必ずしも幸運のままではなく、不運は必ずしも不運のままで終わるわけでない。
 物事はたえず変質していき、運命の河はいくども蛇行を繰り返していく。

 いくつもやってくる曲がり角は、自分の方向性を考え直すチャンスです。
 感情に流されることなく、常にまっとうな道は何かを考え、怖れずに選択を続けていけば、運命の河に流され続けることは避けられるはず。
 少なくとも、矢田亜希子がそうしたように、河の岸辺に退避することはできるでしょう。

 ただこれは、とりあえずの考察にしか過ぎませんが。




 それではまた来週。

 祈開運!



【今週の開運金言】

「唯一、勇気のいることは、過去をきっぱりと捨て去ることだ。過去を求めず、過去を積み重ねず、過去にしがみつかないことだ。誰もが、過去をひきずっている。そして、過去に執着するからこそ、今を生きることができないのだ」

(シュラ・ラジニン 『生きる智恵の言葉』)

   


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8月 1日(土) 2009年

第 306号  光りの導きをもたらす石 〜ペリドット





 こんにちは、開運なびです。


 8月に入りいよいよ夏真っ盛りですね。
 暑いのでついついエアコンを強くしがちですが、カラダを冷やしすぎないように気をつけてくださいね。

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 さて今週は、8月の誕生石・ペリドットにまつわるエピソードをご紹介したいと思います。


 明るい緑色をしたペリドットは、カッティングされて美しく宝飾加工されたものもたくさん見られますね。
 ジュエリー類の多くは、夜間に灯したローソク程度ではあまり光らないのですが、ペリドットは光りの屈折率が高いおかげでわずかな明かりでも色を放つため、夜会の席などに好んで用いられる傾向にありました。
 おかげで、「夕べのエメラルド(イブニング・エメラルド)」と呼ばれたりしたこともあります。

 エメラルドが大好きだったクレオパトラですが、実は彼女ご自慢のエメラルド・コレクションのほとんどは良質のペリドットだった、なんて話もあります。



 パワーストーンとしての意味は、「太陽の光が宿る石」「闇の中で光の導きをもたらす」とされます。

 それは上述のように夜間でも色彩を放つという物理的な見え方に加えて、「精神的な暗闇」に光りをもたらすという意味合いもあります。
 ペリドットと人類の歴史的な関わりをひも解いていくと、なるほど、やはりそうなのか、というエピソードがたくさんあるのです。


 たとえば、古代史上もっとも早くペリドットをパワーストーンとして取り入れたのはエジプト人でした。
 エジプトには良質のペリドット産地があったのです。

 前述のようにペリドットは光りの屈折率が高いため、中東のような陽射しが強い地域では、昼間は逆に光り過ぎて見えづらく、夜のほうが探しやすかったようです。
 そのため、まず夜間に探しておいて、それを昼間に採掘していたそうです。

 また、緑色の石内部に灯る黄色い輝きは、太陽の光を連想させました。

 古代エジプトと言えば、太陽神ラーを仰いだ国。
 死を思わせる闇夜に対して、太陽の光は生命の復活をもたらすもの。
 闇夜でも光を放つペリドットが、太陽の光を内包していると考えたのはごく自然なことなのでしょう。
 日照不足などで作物が実らず飢饉が続くと、ファラオはペリドットを通じてラーに祈りを捧げたそうです。


 もうひとつ、近代にも興味深いエピソードがあります。

 ペリドットが欧米で非常に人気が高まった時期があります。
 それは、1930年代から第二次大戦が終わるころ。

 石はその人が必要なときに、必要な時代に姿を現す、とよく言われます。

 当時は、世界的にファシストが台頭し、あらゆる人を巻き込む戦争が勃発する状況でした。
 不安や重圧、精神的・肉体的な苦痛に悩む人が多く、まるで闇夜の中に希望の光をもとめるように、人々は自然とペリドットの明るい輝きを欲したのでしょう。
 戦時中の装身具のかなり多くにペリドットが使われたそうです。


 やはりペリドットは、「闇夜に光りの導きをもたらす石」なのでしょう。
 時代は違えども、将来の不安や怖れを覚える人にとって、今でもペリドットは心強いお守りになってくれています。
 

 ペリドットのさらに詳しい解説は、下記ページに掲載しています。
 この都度、内容を大幅に更新しましたのでどうぞご覧下さい。
   ↓
 ペリドットの意味と効果




 それではまた来週。

 祈開運!



【今週の開運金言】

「灯を明るくしてくれ、私は闇の中を家へ帰りたくはない」

(米国の短編作家オー・ヘンリー 臨終の言葉)

   


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