8月 1日(土) 2009年
第 306号 光りの導きをもたらす石 〜ペリドット
こんにちは、開運なびです。
8月に入りいよいよ夏真っ盛りですね。
暑いのでついついエアコンを強くしがちですが、カラダを冷やしすぎないように気をつけてくださいね。
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さて今週は、8月の誕生石・ペリドットにまつわるエピソードをご紹介したいと思います。
明るい緑色をしたペリドットは、カッティングされて美しく宝飾加工されたものもたくさん見られますね。
ジュエリー類の多くは、夜間に灯したローソク程度ではあまり光らないのですが、ペリドットは光りの屈折率が高いおかげでわずかな明かりでも色を放つため、夜会の席などに好んで用いられる傾向にありました。
おかげで、「夕べのエメラルド(イブニング・エメラルド)」と呼ばれたりしたこともあります。
エメラルドが大好きだったクレオパトラですが、実は彼女ご自慢のエメラルド・コレクションのほとんどは良質のペリドットだった、なんて話もあります。
パワーストーンとしての意味は、「太陽の光が宿る石」「闇の中で光の導きをもたらす」とされます。
それは上述のように夜間でも色彩を放つという物理的な見え方に加えて、「精神的な暗闇」に光りをもたらすという意味合いもあります。
ペリドットと人類の歴史的な関わりをひも解いていくと、なるほど、やはりそうなのか、というエピソードがたくさんあるのです。
たとえば、古代史上もっとも早くペリドットをパワーストーンとして取り入れたのはエジプト人でした。
エジプトには良質のペリドット産地があったのです。
前述のようにペリドットは光りの屈折率が高いため、中東のような陽射しが強い地域では、昼間は逆に光り過ぎて見えづらく、夜のほうが探しやすかったようです。
そのため、まず夜間に探しておいて、それを昼間に採掘していたそうです。
また、緑色の石内部に灯る黄色い輝きは、太陽の光を連想させました。
古代エジプトと言えば、太陽神ラーを仰いだ国。
死を思わせる闇夜に対して、太陽の光は生命の復活をもたらすもの。
闇夜でも光を放つペリドットが、太陽の光を内包していると考えたのはごく自然なことなのでしょう。
日照不足などで作物が実らず飢饉が続くと、ファラオはペリドットを通じてラーに祈りを捧げたそうです。
もうひとつ、近代にも興味深いエピソードがあります。
ペリドットが欧米で非常に人気が高まった時期があります。
それは、1930年代から第二次大戦が終わるころ。
石はその人が必要なときに、必要な時代に姿を現す、とよく言われます。
当時は、世界的にファシストが台頭し、あらゆる人を巻き込む戦争が勃発する状況でした。
不安や重圧、精神的・肉体的な苦痛に悩む人が多く、まるで闇夜の中に希望の光をもとめるように、人々は自然とペリドットの明るい輝きを欲したのでしょう。
戦時中の装身具のかなり多くにペリドットが使われたそうです。
やはりペリドットは、「闇夜に光りの導きをもたらす石」なのでしょう。
時代は違えども、将来の不安や怖れを覚える人にとって、今でもペリドットは心強いお守りになってくれています。
ペリドットのさらに詳しい解説は、下記ページに掲載しています。
この都度、内容を大幅に更新しましたのでどうぞご覧下さい。
↓
ペリドットの意味と効果
それではまた来週。
祈開運!
【今週の開運金言】
「灯を明るくしてくれ、私は闇の中を家へ帰りたくはない」
(米国の短編作家オー・ヘンリー 臨終の言葉)
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