■解説
ガーデン水晶・ファントム水晶・ラン水晶は、数年前までは一般の人には見向きもされなかった石です。内包物の多い水晶なので、一見すると華美な美しさはないせいでしょう。
しかし、鉱物や開運石に造形の深い一部愛好家には非常に珍重され、こうした石だけを集めるコレクターがいるほどです。また、華僑系の商人の間では、財運・ビジネス運をを高める石としてルチルと共に非常に重要視されてきました。
近年のパワーストーン・ブームで、天然石に関心をもった方々がまずはパッと見の良い石を入手し、それに飽きたらずいろいろな石を見て回り、ようやくガーデン水晶やファントム水晶の魅力に気づいたというパターンも多く聞かれます。今後ますます人気が出るに違いありません。
下にガーデン水晶とファントム水晶に分けて解説していますが、はっきりどれがどれと分けられない石の方が多くなります。
(ガーデン水晶)
ガーデン水晶とは、水晶が生成する過程で、周囲にある別の物質を内部に取り込んだものです。よくみられるのは、緑泥石(Chlorite,
クローライト)という、深緑色の粒子を内包しているパターンです。他にも、赤茶色や灰色など、さまざな内包物が見られます。
本来、こうした内包物が水晶内部でまるで庭園を成しているように見えるものをガーデン水晶と呼びます。なかには本当に見事な庭園に見える石もあり、大自然が創り出した芸術品と呼ぶにふさわしいものもみられます。
ただ最近ではもっと範囲を広げ、土状の内包物を含有したクリスタルを総称してこのように呼ぶ場合も多く見られます。和名では、「苔入り水晶」などとも呼ばれました。
開運暗示としては、「取り込んでしまいこむ」という生成過程から、財運をアップし、がっしり溜め込むパワーがあるとされます。
また、あたかも深い森や海中を思わせる石も多いことから、こうした石を通じてヒーリング瞑想を行う人も多くみられ、健康運にも大きな影響を与えるという報告もあります。
ちなみにラン水晶とは、柔らかな毛糸のような物質を内包したもので、ガーデン水晶の一種類です。
(ファントム水晶)
ファントムとは、「影」「幽霊」という意味。
水晶の結晶が生成していく過程でいったん成長が止まり、その後再び成長を開始すると、その境目に他の物質が取り込まれ、まるで山の影を思わせる模様ができます。時にはそうした山の影が幾層にも連なっる場合があります。こうしてできた石を、ファントム水晶と呼びます。和名では、「幻影水晶」「幽霊水晶」と称される場合もあります。
ファントム水晶は、山や谷といった困難にめげずに進む「克服」の暗示や、物事を隆起させる暗示を放つとされます。そのため、商売や事業運を興隆させたい人に非常に人気があり、また成長期の子供にお守りとして持たせたりする場合もあります。
また、新陳代謝を促進して細胞の再生を促したり、電磁波を消散させるチカラ、霊能力やサイキックなパワーについても語られています。
ファントムの色は、白、緑、オレンジ、茶色とさまざまで、特に白や緑はヒーリング力が強いとされます。
また山の姿も、見事なピラミッド型から渦を巻いているような形、雪山、嵐、流星群をを連想させるものまでさまざまで、人のイマジネーションを強く刺激します。
パワーストーンを知れば知るほど、こうした石の魅力にとりつかれる方が多いようで、ガーデン水晶やファントム水晶にひかれるようになったら、もう立派なパワーストーン通と自称できるでしょう。
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第141号 ファントム水晶の体験談をいただきました
(浄化方法)
水による洗浄、お香、音叉、月光浴、粗塩浄化など、いずれの方法でも結構です。浄化に関してはこちらへ。
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