■解説
ギベオンは、隕石(メテオライト)の一種で、アフリカの南西部に位置するナミビア共和国で発見されます。
地球に落下したのはおよそ4億5千万年前。
鉄が主成分で硬度9と硬いため、現地の人々は昔から槍などの武器を作るのに使用していたようです。西洋社会に発見されたのは1836年。
原石の状態では赤黒く、凸凹に溶けかけたような固まりなのですが、一般市場に流通する製品は、外観が銀色に光る状態になっています。これは、後述するウィドマンシュテッテン構造を表出するため、原石を薄くスライスして研磨し、酸による腐食(エッチング)処理を行い、表面保護のためロジウムなど銀色の素材でコーティングを行うことが多いためです。
(鉱物として見ると)
主成分は鉄とニッケル。エコンドライト=鉄隕石(隕鉄)に分類されます。
また、ごく微量ですが地球上では未発見の成分を含むとされます。
(ウィドマンシュテッテン構造)
ギベオン原石をスライスし、表面を研磨して酸による処理を行うと、非常に神秘的な幾何学模様が浮かび上がります。これをウィドマンシュテッテン構造(Widmanstatten pattern)と呼びます。
この幾何学模様は、ギベオンが形成された過程に深く関わっています。
鉄とニッケルを溶解して合金を作る際、きわめてゆっくりと冷却すると、ニッケルの多い部分と少ない部分に分かれて固まっていきます。すると個体になった後でもその差異は残り、ニッケルの少ない部分は酸に溶けやすくなり、ニッケルの多い部分は溶けずに残りやすくなります。こうして酸による腐食速度の差異により、見た目には複雑な幾何学模様が浮き出てくるというわけです。
ちなみにギベオン隕石に見られるような模様は、鉄とニッケルによる合金が、100万年にわずか数度というきわめてゆっくりした速度で冷却したときに現れることがわかっています。そのため人為的に作り出すことは不可能。
おそらく隕石として宇宙に浮遊する以前の段階、母体となった天体自体が非常に長い時間をかけて冷却したと考えられ、ギベオン隕石のほとんどは太陽系の誕生と同じくらいの時期に生成されたのではないかと考えられています。
この神秘的な幾何学模様を利用して、高級腕時計の代名詞とも言えるロレックスが文字盤に使用したこともあります。
(パワーストーンとしての意味)
パワーストーンとしてのギベオンは、「宇宙情報のホログラム」です。
ウィドマンシュテッテン構造は、ある意味で、宇宙の情報を収めたホログラムです。それ自体が暗号であり、メッセージです。
ただしそれはある特定の内容が記述されているような、地球的な意味合いでのメッセージではありません。受取手の必要性に応じてメッセージを伝える媒体のようなものであり、部分の中に全体性を内包したホログラムのようなものです。
前述のように、ギベオンを酸で処理することでウィドマンシュテッテン構造を肉眼で認知することが可能になりますが、逆に言えば、処理をするしないに関わらず、ギベオン内部にはメッセージ回路が仕組まれていると言えます。
肉眼で見える模様自体はあまり意味をなしません。また目に見えたところで、解読可能な文字のようなものが書いてあるわけではありません。
ギベオンが内包するメッセージは、この石の持ち主自身がそれを引き出す必要があります。
具体的には、仰向けに寝てギベオンを眉間に置くか、座った状態でならギベオンを眉間に軽く当てて目を閉じ、瞑想してみてください。敏感な人の場合、これだけで暗い宇宙を流星が走るようなイメージや、光の粒子が回路を輝かせているようなイメージを得るようです。けれど、これだけでは有用なメッセージを得るまでには至りにくいようです。
真に必要なメッセージを得るには、瞑想の前段階で問題を解決するために現実的な情報を集めたり、自分から行動を起こしておく必要があります。そうした過程が積まれることで、人間自身がその問題を解決する媒体のようになり、ギベオンと接したときに答えを得やすくなるのです。
たとえば、ミカンの汁を使って紙に文字を書いただけでは何も見えませんが、火にかざして熱を与えると、書いた文字が浮かび上がります。CDに刻まれた音楽は専用のプレーヤーがなければ楽しむことができませんし、映画のフィルムも映写機で写す必要があります。
ギベオンから情報を引き出すには、人間そのものが媒体となりますが、その人自身が情報再生機の状態になっている必要があり、そのためにまずは物理世界にいる自分自身が問題解決のために意識を集中している必要があるというわけです。
逆にこの意識集中がうまく行われていると、ギベオンから多大な恩恵を受けることができるでしょう。
下記メルマガ「今週の開運ツボ」に、ホログラム的宇宙について若干の解説を掲載しています。ご覧下さい。
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第342号 宇宙情報のホログラム 〜ギベオン
(ヒーリングストーンとして)
頭頂のチャクラから大地のチャクラまで、宇宙エネルギーをまっすぐ貫くような作用があると言われます。そのため、メタフィジカルな意味で、エネルギー不足の人には一種のカンフル剤になる可能性があります。
また、スピリチュアルな価値観を失わずに地に足を付けて物理世界を生きる助けになるとも言われます。
(ギベオンを浄化するには)
月光浴、星光浴、日光浴、お香、水晶、音叉による浄化のいずれかをお奨め致します。塩や水による浄化は不可。使用後は、錆を防止するため柔らかい布などで汗や汚れを拭き取り、乾燥した場所に保管してください。
浄化に関してはこちらへ。
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