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オパールの意味・効果・浄化方法

「柔軟性と変化をもたらす、ラブロマンスを味わう 〜10月の誕生石」

オパール

通称:オパール
英名:Opal
和名:蛋白石(たんぱくせき)
関連:-

1.パワーストーンデータ

オパールの浄化方法

長時間の日光浴や塩による浄化は、オパール内部に含まれる微量の水分を失わせる可能性があるので、行わないほうが無難です。
オパールは昔から、水に浸して色変わりを楽しむことが行われてきましたが、水に浸すことで変色したり、水を吸って乾燥した後に劣化が進む場合もあります。
水晶による浄化、クリスタルチューナの音による浄化をお奨め致します。

石の暗示

変化、柔軟性、無邪気、創造、寵愛、ラブロマンス、気まぐれ、壊れやすさ

こんな人に

現状を変えたい。ロマンスを味わいたい。転職したい。意地っ張りを直したい。

対応チャクラ

色によって異なります。

相性の良い方位

不明

弱点

乾燥やちょっとした熱、塩分などにより石内部の水分が失われ、色が消えたり、割れる場合があります。乾燥を防ぐため、水の中や、湿った脱脂綿の中に入れて保管する方法もあります。
酸やアルカリにも弱く、硬い石ではなく壊れやすい石なので、取り扱いには細心の注意を払ってください。

処理

宝飾加工をする際には、ダブレットやトリプレットと呼ばれる手法が用いられる場合があります。
ダブレット(doublet)は、薄く磨いたオパールに黒っぽい石などを裏剤として張り合わせることで、色調をより際だたせます。
トリプレット(triplet)は、ダブレットの上側にドーム状の水晶や透明樹脂を重ね張りすることで、レンズ効果などが生まれ、より色や模様が楽しめるようになります。
こうした張り合わせ石はアセンブルドストーン(assembled stone)と総称されます。アセンブルドストーンは偽物というわけではなく、使用されている石は本物のオパールで、見え方に工夫を加えているもの。薄くてそのままでは製品にしづらいものを無駄なく使うため、高価なオパールをより安価に楽しむために編み出された手法ともいえます。

2.オパール・ストーリー

特徴

 最大の特徴は、「遊色効果(Play of Color)」で、オパールの代名詞のようになっています。遊色効果とは、ひとつの石にまるで虹のように様々な色が浮かび、見る角度によって変化して見える現象を指します。
 こうした色彩のマジックが生まれる要因は、石内部に起こる光の回折によるもので、オーロラと同じメカニズムです。オパールもオーロラも、奇跡といえるような美しさゆえ、畏怖さえ抱かれながら尊ばれてきました(発色のメカニズムについては、「鉱物データ&その他」欄を参照)。
 ただし、すべてのオパールにこうした色彩が出ているわけではなく、遊色効果の現れた石をプレシャス・オパール(precious opal)、そうでない石をコモン・オパール(common opal)と大別されます。

名称の由来

 オパールの語源は、サンスクリット語で宝石を意味する「upala」にあるとされたり、ギリシャ語で目を意味する「opthalmus」にあるとされるなど、数説あります。
 和名の蛋白石は、白いコモン・オパールがゆで卵の白身に似ていることから名付けられました(蛋=白身)。

オパールの意味

 「特徴」の欄で記載したとおり、オパールは遊色効果を示す石。色合いが変化することから占いの道具として使われたり、様々な宝石の効果を併せ持つ石と考えられたようです。
 石の放つ多彩な色や輝きから、光をもたらす「希望の石」、幸せを招く「幸福の石」としても珍重されました。古代ローマでは、エメラルドに次ぐ高価な宝石だったとか。

 個別の石の地色も非常に多彩です。
 地色が白や半透明のものは、ホワイト・オパールと呼ばれ、地色が黒っぽいものはブラック・オパールと呼ばれます。後者は日本人に人気があり、この種の石は、オーストラリアで良質のものが産出されます。
 メキシコ産は、オレンジ、赤、黄色など、鮮やかな色合いの石が多く、とくに濃いオレンジ色系の石は「ファイア・オパール」とも呼ばれ、こちらも人気があります。
 この他にも、星状の光の筋が出るものをスター・オパールと呼んだり、色合や成分や産地によって様々な呼び名が付けられています。

 こうした多色性や色が変化するというファクターが、パワーストーンとしてのオパールを定義づける大きな要素になります。
 ひと口でいえば、それは「変化運」という部分に集約されます。

 オパールには物事を変化させる力があると考えられます。良い変化もあれば、悪い変化もあるでしょうが、現状を変えたいとか、引っ越しをしたいなど、変化や移動にまつわる案件を抱えている人にはぴったりでしょう。
 変化を別の視点から観ると、この石は持ち主の意識がフォーカスしていることを増幅する作用があります。オパールを持つ人が幸せを感じていたら幸福感を増幅しますし、恐怖を感じていたらそれを増幅させるかもしれません。ですから、意識的に良い変化をイメージしていれば、その変化が起きやすくなる可能性があります。
 物事を変化させ、散らす作用は、頑固で応用力のない人、カッとなりやすい人には有用です。日々の生活や、恋人との仲がマンネリで物足りなくなってきたりした場合などにも、変化と刺激をもたらしてくれるかもしれません。
 しかし、もともと気が散りがちだったり、移り気だったり、神経質な人には向きません。また、一般的に子供は、多感で外部環境から影響を受けやすいので、持たせないほうが無難でしょう。

 オパールはまた、人の創造力を刺激し、内面の美を引き出すアーティストの石とされます。それ故にクリエイティブ関係の人が持つと仕事に役立つでしょう。

 もうひとつ大きな特徴としては、「寵愛(ちょうあい)」を受けるという暗示があります。寵愛とは、お姫様や王子様のように可愛がられ、愛されるという意味。
 小さな可愛い子供や、無邪気で気まぐれな若い子は、それだけで危なっかしい魅力に満ちているもの。思わず、追いかけ、保護し、愛を注ぎたくなってしまうでしょう。オパールはそうした魅力を持ち主に与えます。
 そのため、この石を持つと異性から追いかけられる「モテ期」になったり、とくに年長者に可愛がられたりする傾向があるようです。ラブロマンスを味わいたいという方や、年上の人に気に入られたいときに良いかもしれません。

 神秘学的な伝承では、オパールは第三の目を開き、宇宙意識や前世意識とつながるための助けをするといわれたり、幽体離脱のお守りとされる場合もあります。

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3.ヒーリング効果

 ヒーリング的には、眼病治療について語られる場合が多くあります。
 また、石が医薬品として使われたチベットでは、オパール、ターコイズ、パールが三大医石とされ、とくにオパールは数多くの色合いを持つことからあらゆる病に効くとされたようです。
 ただし、これらの効果は現代医学で証明されているわけではありません。

4.鉱物データ

鉱物名蛋白石(たんぱくせき)
Opal(オパール)
別名-
誤称-
主な
産出地
オーストラリア、メキシコ、ブラジル、ペルー
分類酸化鉱物
化学組成SiO2・nH2O 水分子、酸素、珪素の化合物
結晶系非晶質
晶癖
(形状)
腎臓状〜葡萄状集合体
主な
色合い
白色、灰色、青色、緑色、オレンジ色
条痕色白色
硬度5.5〜6.5
劈開なし
比重2.0〜2.2
屈折率1.40〜1.46
似て
非なる石
-

その他

 石英と同じく珪素が主成分ですが、多くの鉱物のように結晶しているわけではなく、非晶質です。
 水分を含んだゼリー状の珪素の中に、光学顕微鏡でしか見えないレベルの珪酸球(シリカボール)が積み重なるという特殊な構造で、近年までその構造は謎に包まれていました。
 積み重なった珪酸球やその隙間に光が反射し、分散する光の回折により、細かいモザイク模様のような遊色を示します。
 光の回折が起こるには、珪酸球の大きさが揃って綺麗に並んでいる必要があり、大きさがバラバラなものは遊色を示しません。
 しかし、遊色の無いオパールも、石自体の色の美しさから人気があります。

 オパールはもともと鉱物として生成されたものを指しますが、貝や樹木の化石成分が長期間かけてオパールに置き換わったものもあります。アンモナイトがオパール化したものは「アンモライト」、樹木の化石がオパール化したものは「ウッド・オパール」などと呼びます。

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