■解説
鉱物学的にはコランダム(鋼玉)に属し、そのうち、赤い色をしている石をルビーと呼んでます。名称の由来は、ラテン語で“赤”を意味する「rubeus」。
健康と幸運を招き、邪を遠ざける石として、ルビーは世界各地で重用され続け、今も重用されています。しばしば、「ダイヤモンドは宝石の王様、ルビーは宝石の女王」と言われ、インドではダイヤ以上に重要視されて宝石の王者とされています。
その真っ赤な色は不滅の炎、すなわち不死身の象徴。古来より世界各地で強力な護符とされてきました。戦場で敵に勝つお守りとして兵士が用いただけでなく、病気、呪い、邪眼、毒物、害悪、悪習慣など、あらゆる邪気から持ち主を守るとされます。持ち主に危険が迫ると、退色してそれを伝えるとされ、実際にルビーによって災難を知らされたというエピソードは数多く残っています。
また、住居の四隅にルビーを触れさせると一種の結界ができ、邪気が進入できなくなるという説もあります。
戦いを勝利に導くということでは、商談や論争の守り石ともなっています。
また、その鮮やかな色ゆえに持ち主に華やかさとカリスマ性を与え、情熱的な魅力とセックスアピールを増し、多産と豊穣の石ともされます。
ストーン・ヒーリングの分野では、驚くほど一致した意見がみられます。すなわち、ルビーの放つ波動は心臓に共鳴し、血液、生殖器系統の動きを活発化するために用いられるというのです。
心臓自体の能力が高まることはもちろん、血液を浄化して循環を高め、冷えた身体を温めてくれるとされます。その成果なのでしょうか、冷え性、貧血、低血圧、便秘、月経閉止、胃痛などを改善し、衰弱していたり動作が緩慢な人、精力が減退している人には元気とスタミナを与え、精神力や集中力を高めると言います。また、発熱を抑えるという伝承も数多く見受けられます。ただしこれらの効果効能は現代医学で証明されているわけではありません。
ともかくルビーは、幸運と勝利を呼ぶ石と言えそうですが、その強力なパワーゆえに、扱い方に要注意事項があるのです。ルビーを持った当人が、必要以上に我欲を求め、自己中心的になったり、権力を追求したり、嫉妬や攻撃的な感情など他者に対する強い邪念を持ったりすると、そうしマイナスのエネルギーが持ち主のオーラに裂け目を作ってしまいます。その裂け目から邪気が一気に進入して災難が降りかかるというのです。あるサイキッカーはその理由を、ルビーの力の焦点が「個人の栄光」ではなく、「他者への愛」に置かれているからだと述べています。
研ぎ澄まされた剣を手にした者は、それを振り回しすぎて己をも切り刻んでしまわぬように注意しなければなりません。
(浄化方法)
お香、月光浴、水晶による浄化のいずれかをお奨め致します。日光浴は変色の原因になるのでお奨めしません。浄化に関してはこちらへ。
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