■解説
濃茶の地色に光が当たると、シャトヤンシー効果で黄色〜金色の縞模様が浮かぶとても美しい石。その輝きはあたかも虎の目を思わせることから、タイガーズアイ(虎目石)と呼ばれています。
水晶、ローズクォーツ、アメジスト等と並んで、パワーストーンとしての一般的な認知度が高く、価格も比較的安価で、「金運・仕事運アップに良い」と非常に人気があります。
【 鉱物として見た場合 】
主成分はクロシドライト(青石綿)で、そこに石英の溶液が染みこみ、凝固したもの。大地の奥深くで長い年月を経るうちに、クロシドライトは溶けていき、絹を思わせる繊維状の結晶構造が次第に酸化して石英に置き換わり、これが虎の目を思わせる光を反射する要因になっていると考えられます。
茶色〜金色に発色するのは成分が酸化したためで、 酸化せずにクロシドライト本来の色が残ったたまま石英化したものはブルータイガーアイになります。
主産地は南アフリカ。オーストラリア、インド、中国でも産出します。
【 パワーストーンとしての効果 】
とにかく強力な石です。古代より、金運はもちろんあらゆる吉運を招くとされ、強力な邪気払いとしても用いられてきました。
持ち主の心に意識のコアのようなものを創り出し、信念を強化。自信と活力を与え、実行力をサポートします。直感力が研ぎ澄まされるので、何かを始める時は、踏み出した先に何が待ち受けているのかを察知させ、難を逃れ、獲物を確実に捉えるサポートをすると言われます。自己実現の石といえるでしょう。
ただし、注意していただきたいのは、この石がすべての欲望を満たしてくれるわけではないということ。当人が本当に必要としているものを捉える力を与えてくれるのであって、誤った願望や単純な欲望は逆に遠ざけてしまいます。力を持つ物はそれなりの責任も必要とされるということでしょうか。
また、邪気祓いとしての威力も相当なもの。厄を放つ「邪眼」を防ぐとされるので、女性にとっては、覗き、痴漢、セクハラ、ストーカー対策の護符として力強い味方になるとされます。
引っ込み思案の人や、コンプレックスに悩んでいる人には、生気を補給し、明るく積極的な方向に導いてくれるとされます。もちろん、ビジネスの戦場を渡り歩く人、商売繁盛を願う人、直感力が必要なギャンブラーなどには打ってつけのお守りで、一つは持っておくべきでしょう。
ただ、誰かと激しく争っている場合などには、火に油を注ぐ結果にもなりかねないので、使う状況をよく見極めてください。虎同士を戦わせたり、龍虎を争わせるような真似は避けた方が無難でしょう。
【 ヒーリングストーンとしては 】
タイガーアイの地色である濃茶色はへそ下のチャクラに呼応しますが、光を浴びて輝く金色の光は、頭頂より上の高次のチャクラに呼応します。
これは高次元における意図、すなわちスピリットとしての自分の意識や目的を認識し、それを肉体的な現実の生活に反映させることを意味しています。
現実生活における問題や肉体の症状は、自分本来の目的から外れているときに発生するケースが多いため、その意味ではタイガーアイの波動を頭頂からへそ下に降ろすことで、問題の正体を認識する手助けになる可能性があります。
【 ブルータイガーアイ(青虎目石) 】
【 ホークアイ、ファルコンアイ(鷹目石) 】
ブルータイガーアイ(青虎目石)は、地中における酸化を経ていないタイガーアイ、言わば「若いタイガーアイ」と言えます。
主成分であるクロシドライト本来の色が残っており、黒っぽい地色に、「青」というより「蒼」と表現したほうが似合いそうな色合いの神秘的な縞模様が浮かびます。
別名ホークアイ、ファルコンアイ(鷹目石)とも呼ばれます(ブルータイガーアイの内、縞模様が丸めに入り、目を思わせる模様を浮かび上がらせた石だけを鷹目石と呼ぶ場合もあります)。
黄金色のタイガーアイは大人の威厳と風格をたたえているのに対して、ブルータイガーアイはより俊敏で伸びやか、何者にも束縛されない自由闊達なエネルギーを放つとされます。
深い蒼色は鎮静作用をもたらし、浮き足立ちそうなココロを鎮め、緊張を和らげるとされます。そう言った意味では、勝負事や試合、発表会の際などに、強い力が必要なのにどうしても過剰に緊張してしまいがちな人には良いようです。
また上空高く飛ぶ鷹のように、物事の全体像を見渡す視野をもたらすとも言われます。
人間の意識はどうしても近視眼的になり、雑多な日常レベルの事象だけに集中しがちで、物事の本質や出来事の裏側にある大きな目的を見通すことができにくい傾向にあります。
そのようなときに、ホークアイはより高い視野、すなわち霊的な視野から人間界での出来事を冷静に眺める助けになるとされます。
(鷹はしばしば神の使い、すなわち眷属とみなされます)
総じて、ブルータイガーアイは「冷静な行動力」「醒めた敏感さ」「高所からの洞察力」といった効果を持つ石と言えるでしょう。
対応チャクラは、眉間、下腹、喉。相性の良い方位は、東、東北。
米国のクリスタル研究家カトリーナ・ラアファエルは、「ホークアイとタイガーアイは、デュオとして使われたとき、天国のダイナミックな体験を地上において創り出す手助けをします」と述べています。
【 タイガーアイアン(鉄虎目石) 】
主にオーストラリアで産出されるもので、タイガーアイの主成分にジャスパーやヘマタイトが加わったもの。南ア産に比べて鉄分の含有量が多く、縞模様に渋い赤銅色が混じるものが多くなります。
それゆえに、「タイガー+アイアン(鉄虎目石)」と呼ばれるようになりました。他に、バンドルタイガーアイと呼ばれる場合もあります。
南アフリカ産のタイガーアイは、厚みのあまりない状態で産出するため、平板状の加工品は出来ても、直径40ミリ以上丸玉や厚みのある彫り物などは作りにくいという難点があります。
一方で、オーストラリア産のタイガーアイアンは大きな塊状で出るため、直径の大きな丸玉も作ることが可能です。
パワーストーンとしては、タイガーアイの暗示に加えて、さらに強固な意志力と不動の決意、肉体的なスタミナやグラウンディングをサポートするとされます。
【 レッドタイガーアイ(赤虎目石) 】
タイガーアイに加熱処理を施して、赤っぽく色調を変えたものです。
加熱の仕方によってかなり強い赤色から、落ち着いた小豆色を呈したものまであります。
タイガーアイのエネルギーを加熱によってさらに引き上げるように試みたもので、強烈な波動が、一種の強壮剤や心理的なカイロの役割を果たす暗示があるとされます。特に、秋〜冬の季節など心身がどうしても縮こまり気味のときや、やる気が起きないときなどにはぴったり。また季節にかかわらず、どうしてもやる気が起きないときや、強いパワーが必要な人にはお奨めです。
レッドタイガーアイを付けたいけれどちょっと波動的に強すぎると感じる人ならば、水晶のブレスも同時にはめることで中和を計ってみると良いでしょう。
ごくまれに自然界のマグマによる加熱で、部分的に赤くなったタイガーアイもありますが、レッドタイガーアイのほとんどは人工加熱処理されたものと考えて間違いありません。
【 ゴールデンタイガーアイ(金虎目石) 】
通常のタイガーアイを強酸性の溶剤に浸して脱色した処理石です。タイガーアイ特有の縞模様が溶け出して、濃い茶色や黒っぽい部分の色合いがより薄くまろやかになり、全体的に黄色っぽいトーンが増すので、ゴールデンタイガーアイと呼ぶようになりました。
ただ、ひと口に「ゴールデン」と言っても、原石の色合いや処理の状態によって色合いにかなりの幅があり、全体的に黄色や黄土色系のタイプから、通常のタイガーアイが若干まろやかになった程度のものまでと様々です。
通常のタイガーアイに比べて波動的にも柔らかくなっていますので、タイガーアイを楽しみたいけれどギラギラと強い感じに抵抗があるという方でも、幾分付き合いやすくなっています。
また、色合い的により金色系が増していますので、「類は友を呼ぶ」ごとく、色風水的にも金運を引き寄せやすくなっていると考えられます。
ゴールデンタイガーアイは、そもそも脱色処理をした石に対して名付けられたものです。
しかし処理をしていない通常のタイガーアイの中にも、縞模様がはっきりしていずに比較的黄色い部分が多く、柔らかな質感のものもあります。これを指して「脱色していないゴールデンタイガーアイ」と呼び特別視するケースもあるようですが、こうしたタイプの石は普通に産出するもので、特別希少石であるわけではありません。
【 ホワイトタイガーアイ(白虎目石) 】
【 グレータイガーアイ(灰虎目石) 】
【 グリーンタイガーアイ(緑虎目石) 】
タイガーアイを特殊な溶剤に浸し、色が抜けるまで強く脱色処理したものが、ホワイトタイガーアイ、グレータイガーアイ。
脱色後、クロム鉛などを含浸することで色を付けたものが、グリーンタイガーアイです。
最近では派手なピンクや赤色に染めたタイガーアイも見られます。
メルマガ『今週の開運ツボ』にもタイガーアイに関する記事があります。
第19号 大ブームの開運石、タイガーアイ
第58号 タイガーアイの邪気払い効果
第75号 タイガーアイで仕事をGET! 〜体験談より
第76号 タイガーアイで昇格試験に合格! 〜体験談より
(浄化方法)
水による洗浄、お香、日光浴、月光浴、水晶による浄化のいずれでも結構です。
浄化に関してはこちらへ。
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