2. アイスクリスタル・ストーリー
アイスクリスタルの特徴
表面が溶けて凸凹に小穴が空いたような様相を呈したものが多くなります。
また通常の水晶の結晶には出ないC面(結晶軸に対して平行な面〜頭頂部)が出ているものもあります。
名称の由来
氷河が溶けた地域から現れた水晶で、擦り合わせると氷のような音がすることから、アイスクリスタルと呼ばれるようになりました。
アイスクリスタルの意味
アイスクリスタルとはインド北部の水晶の産地として知られるクル渓谷から、さらに北西へ進んだ標高6千メートル級の氷河地帯から発見された、新タイプの水晶です。
地球温暖化の影響で氷河の雪が溶けたところ、この水晶が地表に現れたそうで、クラスター状ではなく、ポイント状のまま1本1本単独で出てくるのだとか。
以前、レムリアンシード水晶が最初に発見された逸話として、メノウドームの中に1本1本、あたかも人為的に置いたかのように並んで発見された、という話がまことしやかに伝えられましたが、アイスクリスタルの登場にも共通点を感じさせます。
その神秘的な容貌から、現在、パワーストーン関係者のみならず、チャネラーやヒーリング関係者の間で急速に注目を浴びています。
パワーストーンとしての意味や効果は、今後、各ヒーラーやチャネラーたちの意見が続々とあがってくることでしょうが、個人的な見解として、この石は間違いなくチャネリングとヒーリングの強力なツールであると考えます。
▲たくさんのトライゴーニックが現れています。
その理由のひとつは、トライゴーニックと呼ばれる▽印が出ていること。
レムリアンシードの表面にしばしば見られる正三角形(△)の結晶紋はレコードキーパーと呼ばれますが、アイスクリスタルの場合は、錐面や側面に逆三角形(▽)の結晶紋が見られるものがあります。
この逆三角形が浮き出ている水晶は「トライゴーニック(Trigonic crystal)」と呼ばれ、物理的な人間存在に天界からのバイブレーションをもたらし、肉体を越えた超意識と同調することを助けるとされるため、シャーマン的な道具と見なされています。
ただ、特別なチャネリング的能力がなくとも、ちょっと感受性が豊かな方なら、この石は非常に特殊であることが感じ取れるに違いありません。
石同士がこすれて奏でる、氷のような音は、石の歌声「シンギング・サウンド Singing Sound」と呼ばれ、頭とココロを落ち着かせてくれます。
また、この石にはワンド(杖)的な要素が強く感じ取れます。原始時代のシャーマンが使っていたようなヒーリング&マジック・ワンド的なイメージです。手にすると「氷のようにひんやりした波動を感じる」と言う方もいます。もしかしたら、あまりの忙しさでオーバーヒートしそうな現代人の肉体や精神を癒すために登場してくれたのかもしれません。
運良くアイスクリスタルを手にされた場合は、クリスタルヒーリングの一環として使用したり、手に持つなどして瞑想してみてください。肉体と精神を覆っていた霧が晴れ、太古から連綿と続く真理が見えてくるかもしれません。
※トライゴーニックのさらなる解説は下記のブログ記事をご参照ください。
長樹ラパンののほほん記 「
トライゴーニックとは?」